
陶庫 対象商家修繕プロジェクト
活動報告
益子の文化を
守り続けていくために
これからの「陶庫」も
皆様と共に
活動報告
いつもあたたかい応援をありがとうございます。
2025年3月14日に開始したクラウドファンディングは、219名という多くの方々にご支援をいただき、
2025年5月12日に第一目標の500万円を達成することができました。
皆様のあたたかいご支援に心より感謝申し上げます。
ご支援はもちろんですが、「古き良きものを現代に繋ぐ」「身近なもので豊かになれる」といった
陶庫の在り方に共感いただくメッセージも多数お寄せいただき、弊社スタッフ一同、とても勇気づけられております。
私たちは、器や手仕事のもつ力を通して、日々の生活に少しだけ余白や発見が生まれるような体験をお届けしたいと願ってきました。
それが誰かにとって「大切な場所」と感じていただけていることは、このうえない喜びであり、これからの指針にもなります。
ただ、最も緊急度合いが高い北側(縁側)の屋根修繕を実施するには、それを支える南側の屋根を先に修繕する必要があり、
総額1100万円ほどの費用が生じると見込まれている為、資金面の課題は引き続き残っています。
これからの陶庫が、今と変わらぬ姿で引き継いでいくために必要な修繕ですので、
引き続きクラウドファンディングで支援を募らせていただきたいと思います。
ご支援いただいた219名の皆様
このプロジェクトを支えてくださった皆さま
其他、106名の方にご支援をいただきました。
心より御礼申し上げます。
ご支援頂いた方々からの応援コメント
久恒 様
益子もすきですし、お店も好きで何度か利用しました。ぜひこれからも頑張ってください!
ハシモト ミキ 様
益子に行く度に寄らせて貰っていて、陶器市の時などもお世話になっております。微力ながら応援させて頂きます!
みゆき 様
いつまでも素敵な建物が残りますように‼︎
S.O 様
応援しています📣
morik 様
先ずは 景気づけに フレー フレー
みやこ 様
益子に行ったら必ず立ち寄る好きなお店です。応援しています!
TOU 様
人と人との繋がりを大切にし、益子の文化を守り育てる姿勢、これからも応援しております。
JJ 様
大好きなお店です💕 素敵な陶庫さん、いつまでも😊
TAKAI 様
いつ行っても時期により変わる、作家さんの作品たちがとても魅力的です。 自宅に持ち帰ってからも、かわいい作品に毎日癒されています!また利用させて頂きます✨
YUNI 様
微力ながら応援させていただきます。これからもずっと素敵な空間が維持できますように、頑張ってください!
山口雅之 様
「陶庫」の佇まい、雰囲気が好きで、益子に行く度に立ち寄らせてもらっています。是非、次世代に受け継いで下さい。
千葉英則 様
良いご縁が広がり、ご支援がたくさん募りますように。
おきな 様
陶庫さんで頂戴したお皿やカップ等々、大切に使っています。わずかなご支援ですが、お役立て下さい。僕も資本主義の荒波によって、人の想いと創造性に根差した手仕事の「用の美」を途絶えさせてはならないと強く思います。
よっぴー 様
頑張って下さいね!
舘野鏡子 様
あの素敵な空間が長く続くように心より願っております♬
シモダイラ 様
陰ながら応援しております! 沢山の支援が集まることを祈ってます。
かますぼたん 様
昨年の陶器市で、陶庫さんで器を購入させていただきました。素敵な空間に多くの作家さんのさまざまな作品をそろえられていて、見ていて楽しいですし、和室と縁側の雰囲気もとても好きです。少額ですが支援させてください。
naonao 様
これから先もずっと、風格ある建物でいつづけていられますようお祈り申し上げます。
akiko 様
どうか達成できますように・・・
橋本 潤 様
いつもお世話になっております。応援しています。頑張ってください!
すー 様
頑張ってください! 益子が大好きです
Anriiii 様
使えば使うほど味が出る陶庫さんのお皿。いつも愛用しています。素敵な景観がこれからも残っていきますように。応援しています!
益子淳一 様
身辺が慌ただしく応援遅れました。 頑張って下さい。
前嶋洋明 様
微力ながら応援させて頂きます。 美しい建物がいつまでも人々に愛される事を祈っております。頑張って下さい!
しお 様
益子焼を愛用しています。これからも素敵な焼き物をお願いします。
夏みかん 様
お店の雰囲気がとても好きです。 ずっと残していけるように頑張ってください!
Hiro 様
少額ですが、お役に立てれば幸いです。
Ne 様
応援しています!
ぬくもり工房 大高旭 様
頑張ってください! 応援しています!!
tasaki 様
頑張ってください! 応援してます
五 感 様
微力ながら応援させていただきます、益子の文化継承が末永く続きますように…
岩見晋介 様
お店しっかり直して、今後も素敵な空間で魅力あるイベントを期待しています!
株式会社ユニテコ 様
頑張ってください。 微力ながら応援しております。
sy 様
いつも素敵な空間や展示、作品を体感させてもらっています!友達を連れて行ったりするのも楽しいです。応援しています!
なこ 様
頑張ってください! また遊びにいきます。
島 菜月 様
これからも使い手と作り手をつなぐ場が維持されますよう、応援しています。
horiho 様
ささやかな応援ですが、頑張ってください!
亀屋南北 様
民藝の活動が長く続くことを願っています。益子の町にも行って見たいと考えていますので、頑張ってください!
madameleee 様
いずれ訪ねたい益子に、ささやかですがお力添えできればと思います。
gurep 様
お役にたてれば幸いです。
makibie 様
わずかですが、協力させてください。 ご成功お祈りいたします。
水野 大人 様
応援しています!
Manami Orii 様
益子に言ったら必ず寄らせていただいています。益子の顔とも言えるような陶庫さんの佇まいが大好きです。
濱田友緒 様
無事修復されることを願っています。
岩澤利哉 様
益子の工芸文化が継承されることを願います。
ちひろ 様
陶器市では必ず立ち寄っています。 少しでも力になりたいです。
かずちゃん 様
益子に行ったときには、必ず立ち寄るようにしています。少しでも力になればと思い、応募しました。
くまやす 様
益子にお邪魔したときは立ち寄らせていただいてます。イベントの際はキッチンカーが集まったり益子の入り口のイメージです。これからも長く続きますよう。
近藤康弘 様
和室ギャラリーの空間に負けない焼物をまだ作れていません。 いつか空間に調和し、場に負けない納得のいく焼き物を焼けるまで建物が残ってもらわないと困りますのでこのプロジェクトを微力ながら応援させていただきます。頑張って下さい!!
バンダナ 様
いつも楽しくお買い物させていただいております。 素敵な建物をいつまでも利用できますように。
みなと 様
私事ですが伝統工芸に興味を持つきっかけを与えていただいたと勝手ながら思っております。微力ながら支援させていただきます。
ももいちご 様
素敵な器との出会いの場である趣深い建物のために、少しでもお役に立ちたいです!頑張ってください!
久恒 様
最後まで、目標達成を目指し頑張ってください!
ハシモト ミキ 様
益子とわたしたちを繋げてくれたのが陶庫かなと思っています。 自社の事だけではなく地域活性を考えての活動にいつも頭が下がります! あと50万、頑張ってください!
コトハ 様
益子焼も陶庫さんも大好きです。 陶庫さんは益子に行く際はよく伺いますし、様々な個展の他、毎年個展を楽しみにしている作家さんもいるので、ずっと応援していきたいです。 少しでもお役にたてたい、と云う気持ち程度ではありますが、参加させて頂きました。 益子も益子焼も陶庫さんもずっと続いていかますように……!
なこ 様
頑張ってください! 古き良きものを、現代に繋ぎ、その使い方や価値を新しさも交え、生活に活かせる形で教えていただける、私にとっては大切な場所です。 陶庫さんの提案のように、身近なもので豊かになれるといいですね。 がんばってください。
おずま 様
素晴らしい歴史的建築が長く存続しますように。応援してます!
さんた 様
素敵な街並みになることを楽しみにしています!
千葉英則 様
あと少しですね~💦成功を願ってます👮
ちゅん社長 様
陶庫さん、素敵な取り組み支援させてください。次の時代に素晴らしい景観と文化の継承を!
Occhi 様
いつもありがとうございます。今後のご活動も楽しみにしておりますのと同時に、永く続きますことを願っております。
Hatthy 様
昔、そちらでリース作りを教わった事があります。素敵な時間でした。 益子行った時は必ず陶庫で買い物して寄らせていただいてます。 建物ごと残って欲しい益子の宝ですね。 応援しております。
ふふっ 様
わずかですがお力になれれば
ユッキ 様
楽しみです。 ありがとございます。
suncat 様
応援しています!
堀水小夜 様
陶庫さんの昔ながらの建物で展示させていただくと日本人の良い丁寧な手仕事を感じれてとても居心地が良いです。是非、残して共存していって沢山の方にも知って欲しいと思います。
URAKABEBUDOUEN 様
クラウドファンディングが成功されますことを願っています。
永島 朋子 様
益子の風景の一画をずっと保存していただきたいです。 しげるくんが大人になっていた姿にびっくりしています。 皆さまお変わりなくお元気でしょうか…。ちゃーちゃん元気ですか? 微力ではありますが、支援させていただきます。
M. 様
益子の顔ともなる歴史ある建物 これからもずっと大切に残され、受け継がれていきますよう願っております。
金子幸代 様
外観も内観も、空気感もうつわとお花の美しさも、伝統的なもの、個性豊かなもの、近代的なものが融合した空間も大好きです!
ぱぴぷぺぽ 様
素敵な建物が次の世代まで繋げていけますように!頑張ってください!
アワノ クミコ 様
頑張ってください! 益子を応援します❣️
Tomoya Takahashi 様
春夏秋と益子に伺っていますが街の入り口に凛と佇む陶庫さんをみると益子に来た!と嬉しくなります。 ハレもケも変わらずにそこに存在している事がどんなに大変でどんなに素敵な事か。私もそうなりたいと思います。 いつもありがとうございます。頑張ってください!
飛田 博通 様
陶源郷益子の大切な場として生き続けることを願っております
森一恵 様
思い出のある古い建物が解体される…修繕する、どちらも傷みが伴うけれど、後者の痛みは未来にペイされる。いつまでも解体された思い出を、私は悔いています。そんな自分の過去を若い人達に味わって欲しくない。微力ですが応援します。
ウサカコウジ 様
細やかながら応援できればと
koma 様
ささやかな支援ですが、応援しています
杉山 幸伸 様
益子町のシンボリックな建物を一緒に守っていきたいと思いました。心より応援しております。
チャコロ 様
頑張ってください! 時々ですがイベントに参加するのが楽しみです♪
ヒロキ 様
応援しています。いつかお店にも伺いたいです。
WR 様
春の陶器市では駐車場でお世話になりました。これからも益子城内坂の景色であり続けてください。応援しています。
橋本 潤 様
最終日に最後の応援をさせていただきます。日頃の感謝を込めて。
さも 様
益子の一つのシンボルを保存し、これからも活用することは修復後も大変だと思います。しかし、未来につなぐため、こうしてすすめられますお志しに、深く敬意を表します
勝村窯 様
新しくなった陶庫にも期待しております!
けいこ 様
期待しています
いちご大福 様
いつも益子へ行くたびに陶庫さん訪問を楽しみにしています。頑張ってください!
Tomo 様
歴史を繋いでいく大変な事業、応援しております!
石田 祥司 様
今まで多くの作家さんを支援されてきたことに敬意を評します。今後も陰ながら応援していきたいと思います。
杉山 浩一 様
陶庫を通して益子が好きになり、店長をはじめ従業員の方々と親しくさせていただき、本当に感謝しております。作家さんとも気兼ねなく話しが出来る場面を作って頂き、陶芸を身近に感じられるようになりました。今後の事業継続と更なる発展を心からご祈念申し上げます。
笠原 つくる 様
母の実家が益子で、中学生まで毎年夏休み中、益子に行っていました。 益子焼も大好きです。 頑張ってください!
ちと 様
応援しています!
東野マスター 様
応援させていただきます
応援メッセージ
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栃木県民藝協会 会長 平野良和 様
濱田庄司が初めて益子を訪れたのは、大正9(1920)年3月の事でした。
濱田は、この年に渡英、大正13(1924)年に帰国。以後、昭和5(1930)年、益子に居を構え移り住むまで毎年のように訪れ、各窯で作陶しています。
「陶庫」さんの木造の商家は、濱田が毎年のように訪れていた頃に建てられました。
以前は、町内に幾つもの木造の商家がありましたが、現存しているのは、僅かとなりました。100年前の日本の建築文化、棟梁の心意気が感じられる「陶庫」さんの商家は、益子の、いや日本の未来に向けて保存すべき「木造の商家建造物」でしょう。 -
映画監督 小栗 康平 様
『死の棘』の撮影で「陶庫」さんにお世話になった。三十五年ほど前のことである。
映画では佐倉の町の雑貨屋となっていて、昭和三十年の設定だった。大きな金庫と階段箪笥がある古い帳場のつくりが特徴的で、ここを撮影に使わせていただいた。もちろん、美術部が「雑貨屋」に飾りかえて、のことだったけれど。今は「和室ギヤラリー」となっているところだ。帳場に野村昭子さんが座って、おずおずと店に入ってきた松坂慶子さん(ミホ)と岸部一徳さん(トシオ)に「最近来たんでしょ」と声をかける。ミホは精神の病を昂じさせていて、黒いサングラスをかけている。このすぐ前のシーン「印旛の沼が見える坂道」は、宮城県の伊豆沼まで行って撮っている。
日本は歴史的な建造物まで壊して、風景を激変させてしまってきた。私たちは、自分たちがどんな時代を生きてきたのか、を振り返られなくなってきている。「民藝」の考え方を受け継ごうとしている「陶庫」さんのたたずまいを残していくことは意義あることだと思う。 -
濱田庄司記念益子参考館 館長 濱田窯代表 濱田友緒 様
陶庫さんは今年で開業50年を迎えられるとのことです。陶芸の里 益子の中心の城内坂にて味わい深い古民家群をモダンにリノベーションされた店内は、多種多様な工芸品やアートや花で溢れています。古民家は現代の建築には無い味わい深い佇まいを備えていますが、その持ち主は常に維持修復を重ねなければならない宿命も持ち合わせています。陶庫さんの建築も屋根を中心に見過ごせない傷みを持つようになってしまっていて、修繕が急務となってしまっているとのことです。クラウドファンディングを活用して修繕費用を創出されるという事業には、多くの方々のご理解ご支援が必要となるでしょう。益子を代表するお店の活路のお手伝いを、皆様にお願いいたします。
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染織家 下平 清人様
なにげなく立ち寄ったお店の大黒柱に出会った時、私は一気に82年ほど前の子供時代に帰った気持ちになりました。友達の家の大黒柱にいたずら書きをして切り込みを入れてしまい、父親に叱られて家から放り出され、凍りつくような寒い夜を馬小屋で過ごし、朝を迎えたことを思い出しました。今となっては大変申し訳ないことをしてしまったと思うばかりです。そしてそのお店は一階の天井板が二階の床板となっており、昔懐かしの故郷の光景が蘇り、買い物も出来ずにその場を後にしてしまいました。それから陶庫さんは大好きなお店となりました。かれこれ二十年近くお店に通う度に家の外廻りの様子が変わっていくことが気がかりでした。唯、淋しいと思うばかりで何のお役にも立てずにおりますが、なんとか昔の輝きを取り戻して欲しいと切に願っております。
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料理研究家 舘野 鏡子様
陶庫さんとの出会いは20年くらい前だろうか。陶芸マニアの方の紹介で繋いで頂いた。
夫の実家が栃木ということもあり私の住んでいる東京都町田市から約2時間半、早朝車を飛ばして時々訪れている。連休に帰省を兼ねて5月陶器市の頃がほとんどだったが今回、陶庫さん50周年のイベントをご一緒するということで3月末に来店。
いつもは群衆、出店にあふれた益子の通りもひっそりと穏やかでかなり驚いた。
そしてまだ開店前の陶庫さんに一歩入ると暖炉からは燃える木の香り
床はひんやり冷たく、並べられた器もまだ眠っているように見えゾクゾクした。
早めの午後からお店の一角で「器とおやつを楽しむ料理教室」を開催。
黒々とした古い柱や天井に囲まれ、ガラス窓から春の日差しを浴びながら
他では味わうことのできないこの空間。このノスタルジックな全てが続いて欲しいと願わずにはいられなかった。どうか永遠にありますように。 -
陶芸家 相上 暁美様
お店の佇まいと雰囲気が好きで、この空間に作品を置いていただきたい!と作品のお取り扱いのお願いにあがってから20年近くなります(もっとかしら??)以来、お付き合いさせていただく中で、陶庫さんの益子への愛、建造物とその歴史的背景を大切にする在り方、民藝精神への信念に触れてきました。そんな陶庫さんにとって、今回の修繕計画は益子という土地における文化事業でもあるのだと思います。多くの方に陶庫さんの思いが伝わり、計画にご賛同いただければと切に願います。
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陶芸家 饗庭 孝昌様
和室ギャラリーで多くの展示会をひらきましたが、2004年の火鉢・手焙りの企画展への出品は思い出深いです。直径40㎝のラッパ型、高さ50㎝の筒形等様々作りましたが、それを陶庫の別の企画で、佐久間藤太郎窯の登り窯の焼成に参加した際に窯に入れて焼きました。その時地元の若手作陶家達と知り合い登り窯の焼成技術・地元原料の情報・先人の技術などについて学ぶことができました。このように、いつも自分の作陶の幅を広げる機会を提供してくださる陶庫には大変感謝しています。
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陶芸家 今成 誠一様
今年は昭和でいうと、100年だそうです。陶庫さんの建物が大正からだと、100年以上建っているという事ですね。現在歴史的木造住宅がどんどん消えていく中、安易な解体をせず、困難な大規模修繕を決意されたことは、とてもうれしいことです。20数年前、城内坂が電柱を無くし歩道を作った時、各店は軒並み改修され現在に至りました。あの時の印象は、漆喰壁のひなびた店舗が並ぶ坂道が消えた焦燥感でした。でも、城内坂の入口で、紺屋さんと陶庫さん2軒がいてくれたら、こんなにうれしいことはありません。応援します。
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陶芸家 岩見 晋介様
益子に越してきたばかりの頃。その時まさにこの和室が元の家から切り離され曳家され、今の位置に収まるのを目の当たりにしました。毎日少しずつ移動してゆく木造建築をしげしげと眺めていたあの頃から約30年。個展やパーティー、お茶を点てたりトークをしたり、僕にとってこの空間は沢山の思い出と共に沢山の人達との交流の場でもありました。この先の50年も、この場が世代を超えて様々な出会いを生み出していけるよう、このクラウドファンディングを応援しています。
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陶芸家 大塚雅淑様
陶庫さんとは私の代からのおつきあいで取引が始まりました。色々な企画に参加させていただいたり、個展も10回を越え、長く良いお付き合いさせていただいております。この度クラウドファンディングで建物の修繕をされる事になりました。これからも長く益子の良さを発信していただきたいと思いますので、皆様のご協力よろしくお願いいたします。
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陶芸家 小野 正穂様
吾輩は大皿の陶片のオブジェである。先の震災で粉々に砕けてしまった。
この和室がすっかり気に入って、かれこれ二週間ほど此処に座り続けている。
私の主が私の写真を、建築家の叔父に見せたら、お前の焼き物はよ〜う分からん。けどなその床間は素晴らしいぞ!遠州様式で実にいい作りをしてる。と言った。
うむ〜、色々と名木を使っている様だが、それが出しゃばらずに静かに調和しているな。この天井はどうだ、高くて実に気持ちいい。そこの欄間のデザインも気が利いている。周りの障子だって綺麗に手入れがされている。
大正時代の匠の技によって設えた確かな空間。
私の主が障子を開けてくれた。
真夏の日差しを浴びて、爽快な庭の緑が風を伴って、部屋に飛び込んできた。あ〜あ、至福の時間とはこのことを言うのだろう。
匠の技によって設えた確かな空間、そして庭からさしこむこの季節の気配。
あ〜、確かに此処には100年もの間、至福の時間が存在している。
益子を訪れた人にも、ここの和室の畳の上にだらしなく足を投げ出し、のんびりとこの至福の瞬間を味わって欲しいな〜。
この部屋の神棚に生けてある榊の葉もいつも青々としていて清々しい、この建物の主人の何気ない心遣いが嬉しい。 -
陶芸家 田山 健司様
Art space jyounaizakaとの出会いが初めでした。30年前です!学生時代は彫刻専攻だったこともあり陶芸で言うオブジェを扱う店舗は希望でした。でも、一番の転機はやはり、震災です。モノを作ることを自分なりに捉え直し何を作るべき?と考えたとき、これを作りたい。に、陶庫さんにお願いし、今にいたるまで応援頂いてます。そして、陶庫さんの方針なのでしょうか?ヒトを繋ぐことを熱心に運営されています。益子、笠間の隔てなく、沢山の作り手と繋いでいただき、本当に感謝しています!
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陶芸家 沼野 秀章様
第三木曜会や倫行さんが連れてってくれた信楽、伊勢、上矢作の旅行みたいなのをたまに思い返しては、良い時間過ごさせてもらえたよなぁとか思っています。
あの第三木曜会や龍走プロジェクト、井田照一プロジェクトを経験させてもらえたおかげでまだやきものを続けられている気がしています。
屋根の修繕がうまく出来るといいですね。 -
陶芸家 荻野 善史様
まずは50周年おめでとう御座います。
益子在住でない私と陶庫さんのお付き合いは私の持ち込みでした。
その場で作品をみて取り扱いしていただけることになり、今では年一回の個展もやらせていただいてチャレンジの場を与えていただいています。
今にして思えば事前の連絡も無く、いきなりの持ち込みで、大変迷惑だったはずですが、無礼な若造に快く対応していただき大変感謝しております。
想像するに、陶庫さんの歴史の中で、私のように瞬間でも救われた作家さんもたくさん居られたのではないでしょうか。
また、陶庫さんはお客様はもちろん、お店と関係の深い作家さん達との繋がりなど、益子と私を強く繋げていただいている場所。
今後50年、100年と続いてたくさんの出会いと繋がりを紡いでいって欲しいと願っています。
僭越ながら私からも今回のプロジェクト応援をよろしくお願い致します -
ガラス作家 前嶋 洋明様
城内坂の入口に建つ陶庫。きっとこの建物を見て益子に来たと実感される方も多いのではないでしょうか?
僕にとってはガラスを始めた当初から憧れていた場所で、ご縁を戴き初夏には3度目の個展を予定しています。歴史と先人の手仕事に彩られたこの空間で、自分のガラスは存在し得るのか?毎回そんな気持ちで製作しています。
健康な建築は健康な工芸の揺り籠であり、師であると思います。どうかこれからも末永く作り手を導く場所であって欲しいと願います。 -
陶芸家 益子 淳一様
ある個展の折、先代の奥様が、肥料屋さん時代から陶器店への変遷、また、当時の益子焼について話してくれました。メディアで語られがちな濱田庄司先生を軸とした逸話ではなく、血の通った益子焼に携わる庶民のお話でした。それは今も残っている陶庫さんの店舗も同じです。ぜひ益子焼の歴史として、後世に残していただきたいです。
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陶芸家 南雲 英則様
27年前、親方の元で修行を始めた時、昼休みになると、益子中のお店を見て廻った。とりわけ、陶庫には何度も足を運び、見て触って、勉強させてもらっていた。(今でもそんな若者たちの姿を見かけるであろうか?今度スタッフに聞いてみよう。)ここに来れば、益子のすべてがある。そんな風な気持ちにさせる空間。この古き良き益子を残したい。ぜひ、皆さまのお力をお貸しください。私も微力ながら応援しています。
よろしくお願い致します。 -
陶芸家 美幸ひなた様
まずは、50周年おめでとうございます。
陶庫さんは、弟子入り時代からの憧れのお店でした。通りに面した部屋は日差しが入り大谷石と木が清々しく、大谷石で囲まれた奥の蔵にいけば、厳かな空気の流れる気持ちがピンとなる場所でした。
裏の縁側は、心落ち着く場所で、特に好きなのは、閉店した後にしか見れない閉めるにはコツのいる木の雨戸。昔あったおじいちゃんの家を思い出し、ふと懐かしく温かい気持ちになります。
そんな憧れのお店で、かれこれ25年程前に陶芸人生初の個展をやらせて頂きました。
「井の中の蛙、大海に出る」という展覧会でした。大きな海は時に疲れて沈んでしまいそうですが、この陶庫さんに来ると、また泳ぎ方を思い出させてくれ様な気がします。
そんなパワーチャージ出来る陶庫さんでこれからもいて欲しいです!
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陶芸家 矢口 桂司様
益子で焼き物を始めて最初の目標は陶庫に器を置いてもらう事でした。石蔵や和室の建物の迫力に負けない、美しさに寄り添う、そんな焼き物をめざして仕事をしていました。初めての個展の前日に起きた東日本大震災の時、屋根瓦などは落ちたりしましたが、器はほとんど割れず中にいた僕たちも無事でした。
そんな陶庫も100年以上の時を重ねてだいぶ軋んできたようです。現在クラウドファンディングで修復費を募っていますので、皆さまのお力をお借りしたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します。
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陶芸家 吉澤 奈保子様
陶庫さん50周年おめでとうございます。
私は陶庫さんの建物の佇まいと店内の重厚感ある雰囲気が好きです。入口を入って左側の和室ギャラリーで個展をさせていただいたことがありますが、歴史を感じる調度品など商家の名残りが感じられてとても素敵な空間だなと思っています。
器や色々な作品との素敵な出会いの場として修繕を経て今後も続いていくことを願って、クラウドファンディング応援しています。
チャリティー展にご協力いただいた作家の皆様
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相上 暁美
AIGAMI AKEMI
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饗庭 孝昌
AEBA TAKAYOSHI
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今成 誠一
IMANARI SEIICHI
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岩見 晋介
IWAMI SHINSUKE
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大塚 菜緒子
OHTSUKA NAOKO
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大塚 雅淑
OHTSUKA MASAYOSHI
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おおむら 美土里
OHMURA MIDORI
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荻野 善史
OGINO YOSHIFUMI
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笠原 良子
KASAHARA YOSHIKO
-
小峰 尚
KOMINE TAKASHI
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斎藤 修
SAITO OSAMU
-
田山 健司
TAYAMA KENJI
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樽見 浩
TARUMI HIROSHI
-
南雲 英則
NAGUMO HIDENORI
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沼野 秀章
NUMANO HIDEAKI
-
萩原 芳典
HAGIWARA YOSHINORI
-
前嶋 洋明
MAEJIMA HIROAKI
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美幸 ひなた
MIYUKI HINATA
-
向山 文也
MUKOYAMA FUMIYA
-
本巣 秀一
MOTOSU SHUICHI
-
矢口 桂司
YAGUCHI KEIJI
-
勝村 顕飛
KATSUMURA AKITO
-
川島 いずみ
KAWASHIMA IZUMI
-
栗田 純一
KURITA JUNICHI
-
出口 絵衣子
DEGUCHI EIKO
-
蓮見 かおり
HASUMI KAORI
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穂高 隆児
HODAKA RYUJI
-
前田 美絵
MAEDA MIE
-
由良 りえこ
YURA RIEKO
屋根瓦のためのチャリティー展の様子