
陶庫の理念
Misson/Vision/Concept
私たちのミッション・ビジョンは、ふたつの事業によって異なる角度から体現を試みています。
陶庫では、手仕事の魅力を伝えることを通じて「人と人が共に生きる世界」の実現を目指し、 道祖土和田窯では、良い道具をつくることで「人と地球の共生」を志しています。
異なる手法でありながら、どちらの事業も私たちの目指す未来への一歩です。
- Corporate Misson -
益子の地から時代を超えて受け継がれるものを育み、精神的、健康的、普遍的な「真の豊かさ」を模索する
私たちは、単なる経済的な価値では測れない、人間本来の感性やつながり、そして自然との調和を重視した豊かさを追い求めています。
民藝の里・益子という土地に根ざし、時代や価値観の変化を受け入れながら、先人の知恵と手仕事を未来へと育み続けます。
- Corporate Vision -
手仕事と工藝の価値を未来へつなぎ、人と人、人と自然が共生し、分かち合う世界
私たちが目指す「共生」は、単なる並び立つ関係ではなく、互いに影響し、支え合いながら生きる関係性です。
陶器や手仕事を通して、人と人、人と自然がより密接に、そして倫理的につながる社会を育んでいきたいと考えています。
この共生の思想は、私たちの製品やサービスの根底に息づいており、文化や個性の違いを尊重しながら、ともに豊かさを育む未来をデザインしていきます。
- Brand Vision -
すべての存在を尊重し、つながりと豊かさが循環する社会を目指す
作品、作家、人、地域、自然といった多様な存在を尊重し、それぞれがつながりながら豊かさを育む社会を目指します。陶器を媒介に、人と作品、作家や地域、社会や自然が有機的につながる関係を大切にしています。
こうしたつながりは、感覚や感情を呼び覚ます「身体性の回帰」を促し、画一的な価値観から自由になるきっかけとなります。多様な個性が共鳴し合う中で、私たちは一人ひとりが自分らしい豊かさを実感できる社会の実現を目指します。
- Gallery Concept-
真の豊かさを模索する
やきものの町・益子に根ざし、その歴史や文化を踏まえながら、私たちは「やきものとは何か」「人がものをつくるとはどういうことか」を問い直しています。
そこから見えてくるのは、物質的な豊かさではなく、心や身体が満たされるような、より本質的な豊かさ。精神的・健康的で、時代を超えて大切にされる「真の豊かさ」を、私たちは日々の営みの中で探求し続けています。
- Brand Vision -
「手仕事の道具」の使う喜びを拵(こしら)え、日常の豊かさをスタンダードに
私たちは、器をただの道具としてではなく、日々の暮らしを豊かに彩る存在と捉えています。
手になじみ、愛着が深まる「良い道具」を通じて、使うことそのものに喜びが宿るような日常をあたりまえにしていくことを目指します
- Brand Concept -
用があって形が生まれ、形があって初めて美が具わる
「民藝の里 益子」で創る意味を謳った合田好道氏の言葉が道祖土和田窯のブランドコンセプトです。
人が生活をする上で欠かすことのできない「道具」
私たちが考える良い道具とは、無意識に使いこなし、長い時間をともに過ごすことで愛着が増していく道具です。
人と道具の関係性を大切にすることで、道具はまるで手足の一部のように身体に馴染みます。
道祖土和田窯は自然の産物といえる陶器を「自然から頂く責任」を持って製造し、陶器の魅力を多くの方々へ届けることを目的としています。
「用」を第一に考え、自然と使いこなし、愛着が湧く「良い道具」を追求します。