商品紹介
-下平清人-
下平清人氏は人間国宝である芹沢銈介氏の弟子として二十三年間「型絵染」の創作に携わりました。下平氏によるデザインを宮染の注染技法で表現した陶庫オリジナルの手拭いです。
‐中川染工場について‐
中川染工場は手ぬぐい、袢纏の専門工場として明治38年に創業しました。
大正期に注染という技法により浴衣の染色を手掛け、以来戦中戦後の一時期を除き年間を通して浴衣の染色を行っています。東京ゆかた工業共同組合、及び関東注染組合に属しており、東京都の伝統産業の指定を受けています。現在も宇都宮に流れる田川の畔で伝統的な注染の技法を守り、高い品質の手ぬぐいを作り続けています。
‐宮染について‐
江戸末期の頃、真岡木綿(現在の栃木県真岡市で織られた木綿地)が盛んになり、その木綿地を染めるために宇都宮に流れる田川沿いに染め物職人が集まり袢纏等を染めるようになったことが宮染の始まりです。その後、注染(ちゅうせん)という技法が生まれ、浴衣や手ぬぐいを一枚ずつ丁寧に染め上げていくようになりました。田川を中心に栄えた染め物を総称して「宮染・みやぞめ」と名付けられました。
-ご使用方法-
宮染の手拭いは注染で染色を行うことから、吸水性、速乾性が高く、台拭きや食器拭きとしてもお使い頂けます。
注染の手拭いは陶器と同じく、使い込むほどに味が出ます。益子焼の器と合わせて毎日の食卓でご使用頂けます。
-お手入れ方法-
お使い始めには汗、摩擦や濡れたまま放置することで色が移ることがありますのでご注意ください。洗濯は単独でたっぷりの水で手洗いし、陰干しをして下さい。何度か洗ううちに徐々に色落ちはなくなります。